ハニティーです~。
昨年12月、新潟県高野連が独自に発案した1試合100球案に端を発した球数制限の議論ですが、もろもろの考えがあり、非常に繊細な問題でもあるでしょうから、「ハニティーのつぶやき」としてまとめてみました~。
日本高野連は9月20日、第3回「投手の障害予防に関する有識者会議」にて「1週間で500球まで」の球数制限をかける方針をまとめました。
11月の高野連理事会に答申し、正式に決まれば来春の甲子園から導入される見通しとなります。
3年間は試行期間とし、強制力は持たないものとなります。
また3年後にはデータを検証しルール化する運びとなります。
対象は、春夏の甲子園大会や各都道府県の公式戦、さらに軟式にも適用されることになります。
さて、そもそも、球数制限導入だけで、野球選手の故障防止になるわけではないってことは想像できますし、もちろんメリット、デメリットをあげればキリがありません。
・連投制限
・日程緩和
・練習時間、制度の見直し(指導者の知識・技術向上)
・大会制度変更(短期間のトーナメント→長期間のリーグ戦)
・脱”甲子園至上主義”
・大学野球の価値向上(高校野球をアマチュア野球の頂点にしない)
などなど実際は球数制限以外にも検討されるべき事項はあるのかもしれません。
導入するかどうかは未定であり、また、導入したとしても様々な問題が噴出する可能性はあります。
ただ、長い間、話題としてあがっていた「投手の酷使問題」を解消しようとする動き、「選手の将来を守ろう」と動き出したことは、日本の野球界にとって大きな前進であるように思えます。
新潟県高野連の勇気ある第一歩に深い感謝の心をこめて拍手をおくります~。
【ハニティーのつぶやき】 球数制限について
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