ハニティーです~。
野球部と言えば丸刈りというイメージがありますが、最近丸刈りを廃止する連盟・野球部も増えているのです~。
そこで、今回は、話題の「脱丸刈り」について調べてみました~。
今年4月、春夏合わせ8度の甲子園出場を誇る新潟明訓高校野球部が「丸刈りを辞めて髪を伸ばす」ことを決定し、これがちょっとしたニュースになりました。
近年、野球人口が急激に減少していて、平成30年度の高校野球一年生部員は前年より約4千人減って約5万人になりました。
6年前は約6万人だったのでその減少速度は非常に高いということが分かります。
実はこの裏に「丸刈りが嫌だから野球部に入りたくない児童が多い」というデータがあり、中学や高校の野球部で丸刈りを強制させない動きが広がりつつあるのです。
現在、脱丸刈りをはっきりと宣言しているところは、
・埼玉県川口市中体連
・高知県中体連
・秋田中央高校
・慶應高校
・常葉大菊川高校
・花巻東高校
・新潟明訓高校
などがあげられます。
強豪校が脱丸刈りに転じるのは、野球が絶対的人気のスポーツでなくなった今の時代に、髪形が野球をするうえで本質的な問題ではないと気付き始めているのではないかとも思えます。
また、野球界に根強く残る「野球はこうあるべきだ」という慣習にも目を向け、髪型もふくめ、練習内容や野球に対する取り組みなど、選手ひとりひとりが自ら考える野球になってきているのかなとも思えます。
これからの宮崎の野球振興のためには、脱丸刈りのことや選手の身体を守ること、さらに、裾野の拡大や各年代の連携など、野球に関するいろんなことを多くの人と議論していくべきなんだろうなあと感じています~。