宮崎県野球協議会

【ハニティーのつぶやき】 第101回夏の甲子園を振り返って①

ハニティーです~。
今夏のアツいアツい甲子園が終わり、季節は秋になりました~。
秋大県予選の真っ只中ですが、今夏の甲子園を振り返ってみました~。


その1
「高校野球の中にスポーツマンシップが芽生えてきている」

最近の甲子園に出場する選手の表情は柔らかで、自然体であることが多くなっています。
少し前までのように、眉を吊り上げてしかめっ面で相手を威嚇するような選手は少なくなったような気がします。

アスリートのメンタルトレーニングを取り入れているのだろうと思われます。
オリンピックや世界大会などの大きな大会でも実力を発揮するためには、自らをリラックスした環境に置くことが大事だと言われています。
甲子園を目指すようなトップクラスの高校では、大舞台で普段と変わらぬプレーができるための心と身体の準備ができているのだと思います。

また、高校野球の指導者も選手をただ怒鳴り散らすのではなく、自己肯定感を醸成するような指導、教育ができる人が増えてきています。

そうした「心のゆとり」の副産物なのか、対戦相手との関係も、ギスギスしたものではなくなっていています。
キャッチャーがバットを拾ったり、またバッターがキャッチャーマスクを拾って渡したり、また、塁上や攻守の交代時でも、相手チームの選手と会話を交わしたり、笑顔を見せたりするシーンも増えました。
これは本当にすばらしいことだと感じます。
高校野球の現場に、スポーツマンシップが芽生えていることを実感します。


ここから、さらに、高校野球、そして日本野球が新たなステージへと進化していく兆しなのだと期待がふくらむハニティーのつぶやきでした~。