甲子園での理学療法士によるサポート活動②
甲子園大会では、ベンチの裏で常に理学療法士(以下PT)は待機しながら、試合の様子を見ています。
試合と試合の間や、試合中にPTが投球後のアイシングをする姿を見たことがある方もいると思います。
ベンチ裏から直接グランドでの試合を見ることは出来ないので、テレビモニターで試合の様子を観察し、デッドボールやケガなどアクシデントが生じたら、すぐに対応できる体制を毎試合整えています。
理学療法士の控室のすぐ近くからスタンドに直接上がれる階段があり、スタンドを見回り、観客の皆様の熱中症なども含め対応をしています。
医師も毎日滞在しているので、医師と連携しながら試合を見守っていて、テーピングやコンディショニング、選手や観客の体調管理など様々な業務を行っています。
<文責> 宮崎県野球協議会理事 常盤直孝(宮崎県理学療法士会理事)