宮崎県の高校野球独自大会「宮崎県高等学校野球大会2020」が幕を閉じました。
夏の甲子園大会がなくなり、一度は目標を失ったであろう3年生の選手たちにとって「区切り」となる大会でした。
開催前は、様々な意見が飛び交いました。
しかし大会が始まると少しずつ様子も変わりました。
「前を向き、気持ちを切り替え、逆境にも立ち向かう選手たちの姿」は観る者の心をうちました。
まさに連盟旗の「F」にふさわしい戦いぶりでした。
いつものように決して満足な練習も準備も出来なかったと思います。
しかし、試合を観ていても、そんな空気は選手たちからは微塵も感じませんでした。
むしろ、「野球が出来る喜び」や「周りへの感謝の気持ち」、「この大会の持つ意味」を全チームの選手たちがプレーで示していたように思います。
そして、高校野球ファンの方々も、無観客ということを理解して、違う角度から選手たちを応援してくださいました。
出場選手、保護者、関係者、ファンの方々、みんなで作り上げたすばらしい大会だったと感じました。
選手の皆さん、感動をありがとうございました。
【高校】 「宮崎県高等学校野球大会2020」を振り返って
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