「テーピングでの予防は不完全」
足関節捻挫を起こした人が、自分でテーピングをしている人がいます。
テーピングは、そもそもしっかりとした技術が必要で、簡単に巻けるものではありません。
専門家に巻いてもらうのが一番なのですが、状態によっては、専門家に見てもらった上で、簡単なテーピングで対応できることもあります。
重要なことは、どのような機序で捻挫をしたのかを見極めることです。
何度も捻挫を繰り返している人は、靱帯が伸びてまったく機能していない人もいます。
そのうえ筋力が発揮できず、足関節の安定性が欠如して、負荷がかかったときに関節を安定化することが出来ず、靱帯に負荷がかかり靱帯の損傷がおきます。
捻挫は主に靱帯が損傷を受けた状態で、靱帯だけでなく筋肉の腱や筋膜の損傷なども生じます。
可能な限り早く処置を行うことが、早期の回復には必要です。
【理学療法士】 テーピングでの予防は不完全
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