宮崎県野球協議会

【学童】 「宮崎大学整形外科による学童野球選手の野球検診」がおこなわれました

「第12回宮崎県少年野球検診」
日時:2021年12月19日(日)8:00~13:00
場所:宮崎大学清武キャンパス 講義実習棟
対象:小学校5・6年生の検診希望者
※新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されることから、今回は優先的に高学年を検診対象。

「少年野球検診がなぜ必要か?」
野球は国民的スポーツですが、栄光の影に多くの子どもたちが大好きな野球を維持することができなくなっていることはご存知のとおりです。
整形外科医が野球障害の予防に各地で取り組んだり、日本臨床スポーツ医学会が「野球障害予防ガイドライン」を発表し、一定の成果はあがっていると思いますが、一向に野球障害の報告が絶えないのも現状です。
このことに関しスポーツ整形外科医を含む医療関係者が指導者や両親とより緊密な連携をとる必要があると考えています。
野球障害(外傷・障害)の中でも障害(野球肩、肘など)は、予防や早期発見・早期治療によりこどもの場合、手術をしなくてもほとんど治ります。
従って、予防のための検診システムを確立する必要があります。
※宮崎大学医学部整形外科「健康スポーツネットワーク」より抜粋

<今後の課題>
〇肘痛などがあった場合、身体を休めることができる環境づくり。
〇指導者や保護者が正しく理解していくための啓発活動。

宮崎大学整形外科の皆様、ありがとうございました。
子どもたちが大好きな野球をいつまでも続けることができますように。

今回の野球検診の様子は「ハニティーの宮崎野球チャンネル(YouTube)でも紹介いたします(1月6日予定)。
お楽しみに。